
- 作者:M.D. ConradBarski
- 発売日: 2013/02/23
- メディア: 大型本
モチベ
漠然としたLispへの憧れを持っており、深町さんのブログも購読していて、いつか勉強したいと思っていました。
そこへ社内wikiに面白かった本として挙げられているのを発見し、業務と関係ないことを勉強したい気持ちだったので取り組み始めました。
内容
大まかに以下のような内容でした。
感想
Lisp面白い!と感じられました。今まで目的ベースに急ピッチで言語を学んできたので(分析のためのPython, データ抽出のためにSQL, データ可視化のためにVue.js)、単純に言語自体に興味を持って学ぶという経験が初めてだったからというのは、あるかもしれません。
最初はカッコの多さにびびり、なんて書きにくい言語なんだ...と思いましたが、写経していくうちに書くのが楽しくなってきて、インデントも合わせて整備することで、むしろ読みやすいと思えてきました。
# python a = 5 b = 6 print(a + b) ; common lisp (let ((a 5) (b 6)) (+ a b))
内容の2,3,4ではそれほど難しい実装をしません。しかし、それらを組み合わせると突然CUIのゲームがブラウザを通したGUIゲームになります。これがきちんとした設計をした関数型プログラミングか!と感動しました。
CUIによるゲーム
これがちょっと修正をしてこう
次学びたいこと
関数型プログラミングができるように設計をちゃんと学びたいです。(写経しつつ、こんな綺麗な設計、自分一人では絶対できないと思いました...)
「オブジェクト指向でなぜつくるのか 第2版」を読みました - 夕蛙のなく頃に ではデザインパターンをと書きましたが、設計-->デザインパターンという順序で学ぶのがよさそうです。
また、簡単なスクリプトはCommonLispで書いていこうと思います+1